第7回

ミーティング・マネジメント

ー 信頼関係を築き、プロジェクトを加速させる「場のデザイン」ー

どんなに優れたビジネスモデル(骨組み)を作っても、それを動かすのは「人」です。ビジネスを成功させるために不可欠な要素、それはパートナーやクライアントとの深い信頼関係に他なりません。
第7回では、単なる打ち合わせを「成果を生む場」に変えるための、ミーティング・マネジメント術を習得していきましょう。

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ビジネスモデルという「家」を支えるもの

ビジネスモデルは「家の骨組み」のようなものです。しかし、その家の中に誰が住み、どのように協力し合うかという「人とのつながり」がなければ、ビジネスは機能しません。
特に新規事業では、「誰と組むか」「どうやって信頼を得るか」がプロジェクト推進力の核となります。

価値ある人脈を創り、つなげる秘訣

提携したい相手と出会うには、ネット検索などの「能動的なアプローチ」と、日頃からの「人脈構築」の両輪が必要です。

出会いの方策 具体的なポイント
能動的アプローチ ネット検索、電話、メールマガジン等でのアプローチ。相手に「会うメリット」を感じてもらう準備が不可欠です。
日常的な人脈構築 紹介、勉強会、交流会等への参加。自分が「価値ある情報のハブ」になることで、質の高い出会いを引き寄せます。

【重要概念:出会いの階段】

出会いは一度きりの点ではなく、一段ずつ登っていく「階段」です。目の前の出会いを「次の出会い」へ繋げることで、自分一人では到達できないキーマン(米国大統領や世界的大企業のトップ等)とも繋がることが可能になります。

信頼を勝ち取る「了解取得」の技術

最初の出会いで最も重要なこと。それは「会話了解」と「相談了解」を得ることです。

STEP 1:会話了解(名刺交換)
単なる名刺の受け渡しではなく、共通の話題を見つけ、「この人と話しても大丈夫だ」という安心感を作ります。

STEP 2:相談了解の取得
「今度、〇〇の件でご相談させていただいてもよろしいですか?」という一言で、次に連絡する大義名分を確定させます。

STEP 3:場のデザイン(ミーティング)
打ち合わせや講座では、自分と参加者の関係だけでなく、「参加者同士」の関係を温めることで、信頼が構築されやすい空気を作ります。

会場レイアウトと場のコントロール

ミーティングやワークショップでは、机の配置一つで心理的距離が変わります。

  • ロの字型:全員の顔が見え、一体感を作りやすい。
  • 島型(45度傾ける):視線を講師と資料、両方にスムーズに向けさせることができ、集中力を維持しやすい。
  • 挙手の活用:共通の話題や悩みを「挙手」で可視化することで、参加者同士の親近感を一気に高めます。

次回の第8回は、「人を動かす伝え方:3ステップ」をお届けします。
「良い提案なのに相手が動いてくれない…」そんな悩みを解消する技術を公開します。
どうぞお楽しみに!

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